ピレリが、F1ベルギーGP初日のフリー走行を振り返った。F1の各チームは、そうだな全長7kmのスパ・フランコルシャンでの初日、ドライとウェットが混在するコンディションに遭遇した。午前中のフリー走行1回目(FP1)は、ウェットコンディション下で開催され、その後は路面が乾いていった。一方、午後のフリー走行2回目(FP2)は、完全にドライコンディションとなり、気温は22℃まで上昇した。
各チームは、今週末用に選択されているP Zero オレンジ・ハードとP Zero ホワイト・ミディアムの両スリックタイヤとともに、Cinturatoグリーン・インターミディエイトとCinturatoブルー・フルウェットタイヤも使用した。(フルウェットタイヤは、わずか数周の使用に留まった)FP1では、コンディションが変化するセッション終盤、フェラーリのフェルナンド・アロンソが最速タイムを記録した。本日の最速タイムは、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがミディアムタイヤを使用してFP2で記録した1分49秒331だった。チームメイトのマーク・ウェバーが2番手に続いた。ベッテルのタイムは、今週末再び遭遇する可能性があるウェットコンディションで記録された昨年のベンチマークよりも大幅に速いものだった。ポール・ヘンベルー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)「今日の午前中に見られたコンディションは、典型的なスパのコンディションで、中盤のセクターはほとんどドライながらも、序盤と終盤のセクターにウェットの路面が残る状態だった。午後のFP2は終始ドライの下で行われたため、各チームは多様な燃料搭載量でのロングランを通して、より多くの一貫したデータを収集することができました。残りの週末はにわか雨が降る可能性が高いため、今日の走行は、間違いなく有益なものになると思います。FP2の終盤、セバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソの右リアタイヤがターン14付近でパンクしたことについて、現在原因を究明しています。最初の分析では、両パンクともに、おそらく路面上のデブリ等の外部要因によるものと思われます。これまで見た限りでは、通常のレースコンディションの下で、決勝では2〜3回のピットストップになると思います。しかし、スパ固有の特性である雨とセーフティカーのリスクにより、レース戦略への柔軟なアプローチが身を結ぶことになるでしょうし、我々が今週末用に選択したタイヤの組み合わせによって、幅のある効果的な戦略が可能になります」関連:・F1ベルギーGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム・F1ベルギーGP フリー走行1回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム
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