ピレリは、F1ハンガリーGPで使用するタイヤコンパウンドをよりアグレッシブな選択にする考えを示したこれまでの発表では、F1ハンガリーGPでは、ミディアムとハードが供給されることになっているが、特にロータスは保守的な選択だと不満を口にしている。だが、F1イギリスGPでのタイヤバースト問題を受けてタイヤの構造が変更されることになり、またF1ドイツGPのレースでソフトタイヤが思った以上に長持ちした。
ポール・ヘンベリーはハンガリーでもニュルブルクリンクと同じタイヤを使うことになると明らかにした。ソフトタイヤのパフォーマンスを確認したことで、タイヤ選択を見直す可能性はあるのかと質問されたポール・ヘンベリーは「次も同じ組み合わせを見ることになるだろう」とコメント。「ソフトとミディアムでハンガリーに行くのが正しいと思う。ソフトとスーバーソフトでは、全員が4ストップになり、非常に苦しむことになる。ここに2つの対比があり、たぶんハンガリーと同じような状態になると考えている」 だが、マシンパフォーマンスが向上したことで、一部サーキットでは必然的にハード寄りのコンパウンドを選ぶことになるとポール・ヘンベリーは警告した。 「モンツァや鈴鹿、スパといった過酷なサーキットでは、ほぼデフォルトでミディアムとハードに決まってしまう。それ以外の選択肢はない。我々は非常にアグレッシブになり、マシンは大幅に速くなっているからだ」「ニュルブルクリンクでは2年前と比較して1.5〜2秒近く速くなっていた。当時のクルマはブロウンディフューザーを使っていた。物凄く速くなっている」
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