ピレリのマルコ・トロンケッティ・プロベーラ会長は、来年以降もF1公式タイヤサプライヤーを継続するべく新たな契約を順調に進めていると述べた。ピレリの現行の契約は2013年末で終了するが、ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、新たな契約の最終期限が近づいていることを示唆している。
「タイムスケールがあり、我々はそれがどんなものか知っていると強く確信している」ポール・ヘンベリーは、F1バーレーンGP以降で交渉が続いており、いくらかの進展があったと2日(日)のバルセロナで述べた。イタリアメディアは報じたところによると、トロンケッティ・プロベーラ会長は「我々は正しい方向に進んでいる」と認めたという。「F1との新契約にサインするための条件はすでに整ったと考えている。そう長くはかからないだろうし、すぐに実現することを願う。今後数カ月のうちに一報があるだろう」また、トロンケッティ・プロベーラは、F1に取り組むことは“市販車向けの製品や素材のリサーチに重要な結果”をもたらしており、ピレリはF1とのコラボレーションに満足していると付け加えた。