ピレリが、F1オーストラリアGPの決勝レースを振り返った。ピレリは、F1オーストラリアGPにハードタイヤとソフトタイヤを供給。レースでは1ストップから3ストップまで幅広いタイヤ戦略がとられ、2ストップを選択したセバスチャン・ベッテルが圧倒的な速さで優勝を果たした。
ポール・ヘンベリー (ピレリ モータースポーツディレクター)「なんと素晴らしいレースだろう! 予選で見られたメルボルンの最速ラップ、トラック上の多くのバトル、接近戦、そしてスリリングなオーバーテイクなど、オーストラリアには全てがあった。最後は際立ったパフォーマンスをみせた異なるチームの3名のドライバーが表彰台に立った。我々についても同じことが言えると思う。全く問題はなかったし、デグラデーションも予想より少なく、トップ3を含めた大半のドライバーが予想通り2ストップ戦略を選択していた」「また1ストップから3ストップまで幅広い戦略が見られたし、レースマネジメントに関してチームに創造的に考える機会を与えることができた。我々のレースデビューを推進してくれたチームとドライバーの全員の支援に感謝したい。今日のアクションが我々に対する彼らの信頼に報いられたことを願っている。まだピレリのすべての社員にも感謝したい。このエキサイティングなスタートは、ちょうど9カ月前に我々の契約が発表されて以来の彼らの惜しみない激務によって可能になった。だが、我々は栄誉に気を休めるつもりは毛頭ない。現在、我々はすでに新しく、異なるチャレンジが必要になるマレーシアでの次のレースについて考えている」関連:・F1オーストラリアGP:セバスチャン・ベッテルが開幕戦を制す・小林可夢偉とセルジオ・ペレスに失格処分