ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は2026年F1日本GPで7位に入り、マックス・フェルスタッペンとの直接対決を制した。今回の焦点は3つある。フェルスタッペンを抑え切ったレース内容、アルピーヌのパフォーマンス向上、そして「キャリア最高のマシン」と語った評価だ。
フェルスタッペンを封じた“守り切りの26周”ガスリーはレース序盤から安定したペースを維持し、中団グループを引き離す展開に持ち込んだ。セーフティカーによって築いた約3秒のリードは帳消しとなったが、その後はマックス・フェルスタッペンの激しいプレッシャーを受けながらもポジションを守り切った。48周目に一度はオーバーテイクを許したものの、すぐにポジションを奪い返し、最終的には0.337秒差でチェッカーを受けた。「長いレースだったし、本当にプレッシャーが大きかった」「序盤はミディアムでかなり快適だったけど、今年はセーフティカーが多いから、どこかで来ると分かっていた」「後半はまったく違う展開になった。彼はずっとプレッシャーをかけてきたし、常に限界で走る必要があった。タイヤマネジメントなんてできなかったし、ミスは一切許されなかった」アルピーヌは“第4勢力”へ浮上2025年シーズンを犠牲にして2026年レギュレーションへ集中したアルピーヌは、ここにきて明確な成果を見せ始めている。オーストラリアでは8番手相当だったパフォーマンスは、中国と日本では4番手グループにまで浮上。予選・決勝ともに安定してポイント圏内を確保している。「彼らはハードタイヤで少し良かったけど、最終的には抑え切れた」「キャリア最高のマシン」発言の意味今回の結果を受けて、ガスリーは現在のマシンに対する強い手応えを口にしている。「今のところ、これは僕のキャリアで最高のマシンだと思う。2021年のアルファタウリと並ぶくらいだ」開幕3戦すべてでポイントを獲得しているドライバーはわずか6人。その中に名を連ね、ランキング8位につけている。マイアミに向けた“伸びしろ”も明確アルピーヌは現在、風洞とCFDの使用時間において優位な立場にあり、開発面でも追い風が吹いている。「良いベースはあると思うし、最初の数戦でマシンがしっかり機能しているのを確認できた」「自分たちの限界も分かっているし、改善すべきポイントも明確だ。マイアミに向けて取り組んでいることもあるし、全体的にポジティブな状況だ」「この週末には満足している。チームは良い仕事をしたし、しっかり進歩できた。ローソンには18秒差をつけたし、前のハミルトンまでは7秒だった」「このまま前進を続ければ、トップグループに近づけるはずだ」