ピエール・ガスリーは、F1エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目(FP2)を3番手で終えたことに大きな満足感を示した。FP1終盤に思わぬアクシデントでマシンにダメージを負いながらも、FP2ではマシンのフィーリングが良好であることを実感できたと語っている。このセッションでは、マクラーレン勢のオスカー・ピアストリとランド・ノリスが再び1-2を記録したが、ガスリーはその2人に続く3番手タイムをマークし、ジョージ・ラッセルやマックス・フェルスタッペンを上回った。
セッション後、アルピーヌF1チームのガスリーは笑顔を浮かべながら振り返った。「今日は本当に素晴らしい金曜日だった。1周目から、マイアミのときと比べてマシンの状態がずっと良くなっていると感じた」「前回のレース後に残った疑問点にも、ある程度答えを見つけられたし、マシンのフィーリングにはすごく満足している。クルマが自分の思うように反応してくれるし、限界まで攻めていける。とても気持ちのいい感覚だよ」「もちろん、金曜日から土曜日にかけて他のチームがどこまで引き出してくるかは分からないけど、今年ここまでで一番いい金曜日だったと言っていいと思う」このポジティブな結果は、FP1終盤の難しい展開を踏まえると、アルピーヌF1チームにとっても大きな挽回となった。FP1では、ガスリーのマシンが偶然コースに現れた動物と接触するという、珍しい出来事があった。「本当に残念なことだけど……小さな猫か大きなウサギか分からなかったけど、結局それは大きなウサギだったんだ。ただ飛び出してきて、避けきれなかった。フロントウイングにかなりの衝撃があって、ウサギは残念な結果になってしまったし、フロントウイングも壊れてしまった。あまりいい終わり方ではなかったよ」ピエール・ガスリー、F1エミリア・ロマーニャGPの金曜セッションに満足感損傷の程度と、FP2までに修復作業を終えられたことについても、次のように語った。「パーツはできる限り大事に扱おうといつも心がけているから、こういうことが起きるのは本当に残念だった」「フロントウイングとフロアにはかなりのダメージがあって、メカニックたちが一部はすごくうまく修復してくれた。でも、やっぱりこういうことはない方がよかったよね」そして、土曜の予選に向けてガスリーは自信をのぞかせた。「Q3進出については、いけると思う」「土曜日には全体的に差がさらに縮まると思うけど、今の感触を維持して、明日に向けてもう少しタイムを見つけられれば、トップ10争いに加われると思う。それが楽しみなんだ」「いい形で週末をスタートできたし、ここからどう展開していくか、ワクワクしてる」
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