ピエール・ガスリーは、2023年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)の決勝を7位でフィニッシュ。「今シーズンのベストパフォーマンスのひとつ」だと語った。15番グリッドからガスリーは2度の好スタートでトップ10に入り、そこから2ストップ戦略を完璧にこなしてミッドフィールドを抜けて順位を上げ、ルイス・ハミルトンを実力でパスして7位に入った。カルロス・サインツを追いかけるには時間が足りなかったが、メルセデスやフェラーリ勢と混戦を繰り広げたことが彼の午後のハイライトだったことは明らかだ。
「信じられないようなレースだった。今週末のチームとしての仕事にとても満足している」とガスリーは語った。「予選では、レースの可能性を高めるために、意図的にクルマのセットアップを少し妥協することにしたんだ」「15番手から8つポジションを上げ、カルロスやメルセデス、アストンとの集団に入ることができた。タイヤマネジメント、ピットストップ、戦略が良かった。エステバンが10位、僕が7位と、チーム全体として力強いレースができたし、とてもポジティブだった」ピエール・ガスリー「今日のレースにはとても満足しているし、今シーズンのベストパフォーマンスのひとつだと思う。複数のスティントとピットストップをこなす非常に難しいレースだったけど、チーム全体が適切な判断を下し、ピットストップの実行で素晴らしい仕事をしてくれた。チームにとって7位と10位という結果は、特に最後尾グリッド近くからスタートした後では、明らかに力強いパフォーマンスだ。終始、カルロス(サインツ)やメルセデスの2台と競い合えたし、昨日から明らかに前進している。次はラスベガスだ。間違いなく素晴らしい経験になるだろう。新しいレースにはいつも興奮するけど、できる限りの準備をしてレースに臨み、コース上で全力を尽くすの僕たち次第だ」