ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファアウリ)は、2022年F1第8戦アゼルバイジャングランプリで5位入賞を果たした。5番グリッドからミディアムでスタートしたピエール・ガスリーは、順位をキープしてレースを進め、8周目の1回目のバーチャルセーフティカー期間にハードタイヤに交換。フェラーリ勢のリタイアによって一時は4番手まで順位を上げる。
しかし、新品のハードタイヤを1セットしか残していなかったピエール・ガスリーは、33周目の2回目のバーチャルセーフティカーで他のドライバーのように新品ハードに交換することができずステイアウト。残り8周でルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれ、5位でレースをフィニッシュした。「今日は。5位でフィニッシュできたことは、今シーズンのはじめの頃などを考えれば、とてもよかったと思う」とピエール・ガスリーはコメント。「これまでは運がなかったので、クリーンな週末を過ごすことが重要で、このバクーで達成することができた。今週末、僕たちはミスなく過ごすことができた。プラクティスでは素晴らしいペースを見せ、昨日は今季最高の予選を行い、今日は今季最高位でフィニッシュすることができた」「ルイス(ハミルトン)とのバトルも楽しめた。新品ハードが1セットだけで臨んだので、レースが始まる前から難しい展開になることは分かっていた。だからレースがクリーンに終わることを願っていたけど、残念ながら2度目のバーチャルセーフティカーが入り、僕たちに有利にならなかった」「ピットインしてタイヤを交換したルイスに対してできる限り防御しようとしたけど、彼のほうがずっと速かった。レース中はタイヤを温存しようとしたけど、その時点でタイヤの状態はあまりよくなかった」「でも、メルセデスと戦える位置にいるということは、僕らが本当にいい仕事をしているということだし、今日たくさんのポイントを獲得できたことはチームにとって素晴らしいことだ」