アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、2021年F1ロシアGPへの意気込みを語った。前戦F1イタリアGPでは、スプリント予選でクラッシュを喫してピットレーンスタートとなったピエール・ガスリーだが、決勝前のレコノサンスラップでシステムに不具合が見つかり、わずか1周でレースをリタイアすることとなった。
「モンツァではいい面もあったので、結果は残念だった」とピエール・ガスリーはコメント。「チームにとってはよくない形でレースウイークを終えたけど、裕毅も僕もレースに向けてペースを向上させていたし、僕は予選がとても上手くいった。とても残念だけど、サマーブレイクが明けてからの3戦はパフォーマンスレベルがとてもよく、すごくいい傾向だ」「シーズン残りのレースに向けてはいい兆しで、ここからすべてのレースで競争力を発揮できるはずだ。また、イタリアでPU交換のペナルティーを消化できたのもいいことで、ここから最終戦までペナルティーなしで進めばと思う」「3連戦中はかなり忙しく、レースの合間に何かをする時間もなくて、普段のような強度のトレーニングもできなかったので、イタリアGPを終えて、少し休息を取った。チームのみんなにとっても、この束の間の休みはよかったし、僕も再始動する前にシミュレーターからは少し離れ、フランスで家族と過ごす時間が少し取れた」「次のソチでは、昨年Q3に進んでトップ10フィニッシュを果たしている。このコースでは次々と似たようなコーナーが続くが、とても好きだ。最終セクターはかなりテクニカルで、ロングストレートもあるのでオーバーテイクやいいバトルができると思う。オリンピックパークにあるため、スポーツ会場として特別な雰囲気があるし、ソチの街も年々発展している。最初にF2のレースで訪れたときと比べて、多くのレストランや見どころが増えた」
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