アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、新型コロナウイルスに感染して、自己隔離していることを明らかにした。ピエール・ガスリーは、ドバイで休暇を過ごし、2021年のF1シーズンに向けてトレーニングを進めていた。最近のソーシャルメディアの投稿によると5日前にドバイのNASスポーツコンプレックスにおり、そこには俳優のウィル・スミスやリバプールのサッカー選手のフィルジル・ファンダイクなどの有名人も訪れていた。
ピエール・ガスリーは、その後、新型コロナウイルスの検査で陽性と診断され、現在、地元の保健当局に従って自己隔離期間を迎えていることをソーシャルメディアを通じて発表した。「みなさん、こんにちは。皆さんが元気で安全であることを願っている」とピエール・ガスリーは投稿。「新型コロナウイルスの検査で陽性だったことを知らせしたいと思う。ここ数日に僕が接触したすべての人に話した」「現在、僕は自己隔離しており、地元の保健当局によって設定されたプロトコルに従っている。体調は問題ないと感じており、隔離されたまま自宅からトレーニング計画に続けている」ピエール・ガスリーは、新型コロナウイルスに感染した6人目のF1ドライバーであり、ドバイへの旅行後に陽性と判定された最新のドライバーとなる。今月初め、フェラーリのシャルル・ルクレールとマクラーレンのドライバー、ランド・ノリスも、ドバイへの旅行後にコロナウイルスの検査で陽性であったことを明らかにている。新型コロナウイルスのパンデミックは引き続き世界的な影響を及ぼしており、2020年には現役ドライバーのセルジオ・ペレス、ランス・ストロール、ルイス・ハミルトン、ウィリアムズのチーム代表サイモン・ロバース、ピレリのF1責任者マリオ・イゾラ、レッドブル・ホンダのスポーティングディレクターのジョナサン・ウィートリーが感染した。先週、シャルル・ルクレールはフィオラノでフェラーリの5日間のテストでアクションを再開したが、ランド・ノリスは強制的な検疫期間を経て英国に帰国している。