ピエール・ガスリーは、F1トルコGPでのアルファタウリ・ホンダF1のパフォーマンスは“恥ずかしく”“プアー”なものだったと振り返る。ピエール・ガスリーは、トリッキーなコンディションでペースを見つけることに苦労し、ダニール・クビアトの後ろとなる13位でレースをフィニッシュ。アルファタウリ・ホンダF1はノーポイントでイスタンブール・パークを去ることになった。
F1トルコGPでは、フェラーリが3位と4位でフィニッシュしたため、アルファタウリ・ホンダF1は、コンストラクターズ選手権で6位をかけてフェラーリに挑戦するという希望も打撃を受けた。ピエール・ガスリーの決勝日は、チームが作業しかけていたパワーユニットを変更しないと計画を変更したことで、FIAから調査を受けるという酷い始まりとなった。スチュワードは、チームがマシンで作業したことがパルクフェルメ規定の違反に当たると判断し、ピエール・ガスリーに最後尾グリッドからのスタートを言い渡した。「今日だけじゃなく、週末全体が本当に悪かった。ウエットでの僕たちおパフォーマンスは非常にプアーなものだった」とピエール・ガスリーは語る。「正直なところ、少し恥ずかしい。ウェットで遅かったし、インターにスイッチを入れることができなかった。予選でもそれは同じだった」「それにペナルティを受け、多くの問題を抱えていた。正直なところ、昨日の朝からパフォーマンスが悪かったし、僕たちはもっとうまくやる必要がある。次のレースに向けて努力する必要がある」「もちろん、非常に独特なコンディションだったし、今後僕たちが直面することはないと思うけど、僕たち全員にとって、何がうまくいかなかったのか、どうして機能しなかったのかを理解する必要があると思う」「昨日(予選)からすでにいくつかの回答が得られていた。しかし、今日(決勝)にむけて変更を加えることはできない」「それでも、僕たちはこのようなすべてのことを予想していたはずだし、もっと良い仕事をすることができたと思う。でも、今はもう終わったことだし、次の3レースに目を向ける必要がある」前戦F1エミリア・ロマーニャGPで4位入賞を果たしていたダニール・クビアトも困難な午後を過ごした。「ポイントも獲得できなかったし、かなり苦労したので、12位で終えたことには少しフラストレーションを感じている」とダニール・クビアトは語った。「レースを通してマシンと格闘していたし、報酬なしでフィニッシュするのは少しイライラする」「正直に言うと、できることはあまりなかった。このようなコンディションでの今週末のペースに関して、どういうわけかマシンが正しいウィンドウに入らなかったし、その理由を分析する必要がある」「でも、それは理解できることでもある。このようなディションは滅多に見られないことだし、このようなコンディションに合わせてマシンを作るのは正しくはない。でも、僕たちはそれから学び、理解する必要がある」ダニール・クビアトは、スピンを喫したものの、完走できたことはある程度の慰めになったと語る。「今日、幸運なことにミスはほとんどなかった。1回だけスピンを喫したけど、あちこちで非常にトリッキーな感じがした」「最終的このようなコンディションで完走できたことはドライバーとしてすでに気分がいい。とてもトリッキーだったからね。だから悪くはなかった。集中力を高めるための良いトレーニングだったね!」