ピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダへの復帰を喜んでいるようだ。F1イタリアGPのフリー走行を終えてSTR14は“まさに望み通り”にクルマを仕上げていけると語る。今年の夏休みにレッドブルからトロロッソの降格を告げられたピエール・ガスリーは、レッドブル RB15への適応に苦しんでおり、「トロロッソの方が僕のドライビングに合っていた」と語っていた。
F1イタリアGPの金曜フリー走行では、大半がウエットとなったFP1でレッドブル勢に割って入る6番手タイムを記録。ドライで行われたFP2でもレッドブル勢に次ぐ、7番手タイムでセッションを終えた。「僕たちにとって良い一日だった。トロロッソのマシンで初めてウエットで走って、感触を掴めて良かった。FP1でも良かったし、ドライのFP2でもかなり競争力があった。7番手タイムは良い結果だ」とピエール・ガスリーはコメント。ピエール・ガスリーは、トロロッソ STR14は“スイートスポット”に入れることができているとし、日曜日もそれを継続できることを望んでいると語る。「クルマの感触はいいし、ロングランは非常に強いので、良い仕事を続けて、日曜日のレースに集中していく必要がある」とピエール・ガスリーはコメント。「今日を終えてみて、やっとクルマに本当に良い感触がつかめたと言わなければならない。望んだとおりにクルマを仕上げることができている。特に気温の低いコンディションでそれは明らかだった。なので、日曜日にどうなるか見てみよう。でも、クルマにこのスイートスポートを維持できれば、僕たちはエキサイティングなレースができるはずだ」ピエール・ガスリーは、ホンダの『スペック4』F1エンジンを搭載したことによるペナルティで、決勝は後方スタートが決定している。モンツァはスリップストリームが大きな効果を生むサーキットであり、金曜日にお互いにスリップストリームで引っ張りあうことを実験して好感触を掴んでいると語る。「今日はスリップストリームなしで開始したけど、スリップストリームがあればかなり興味深い。ギャップ次第だけど、ストレートやコーナーで得らえるゲインは興味深い」
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