ピエール・ガスリーは、2018年にホンダが選択した妥協策が、今年のF1エンジンにパフォーマンスをもたらし、レッドブル・レーシングにより大きなチャンスを提供してくれることを願っていると語る。昨年、トロロッソでホンダF1との仕事を経験したピエール・ガスリーは、今年、ルノーに移籍するダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに移籍する。
現在、レッドブル・レーシングは、ホンダとの初シーズンに向けて準備を加速させているが、ピエール・ガスリーは、ホンダがトロロッソとともに行った開発作業とエンジン戦略が、両者にとって長期的により良い効果を生むことになると感じていると語る。「より多くのパフォーマンスを生むための方法として妥協しなければならないことはあったかもしれないけど、それは悪いことではない」とピエール・ガスリーはコメント。「2018年シーズンに僕たちが受けたペナルティがなければ、もう少しチャンスがあったかもしれない。でも、僕たちは全体像に目を向けていた」「以前にも言ったけど、来年のためのこの種のテストから得られるものは大きい。来年、僕たちはレッドブルとともにはるかに高い目標を設定しているからね」「それが表彰台や勝利を争う可能性を与えてくれるのであれば、もちろん、僕たちはトロロッソでその手助けをする。僕たちにとっては理想的ではないけど、短期的に考えるよりもいいことだ」2019年もピエール・ガスリーはホンダのF1エンジンを走らせることになるが、レッドブル・レーシングのドライバーとして新しい環境に慣れなければならない。しかし、ピエール・ガスリーは2015年から2017年までレッドブル・レーシングのテスト兼リザーブドライバーを務めた経験があり、新しい機会を楽しみにしていると語る。「まったく違ったものになるだろうけど、異なる作業のやり方やチームのエンジニアとの関係を築いていくのを楽しみにしている」とピエール・ガスリーはコメント。「仕事のやり方が異なるだけでなく、トロロッソではイタリア人と仕事をしていたの対し、レッドブルでは主にイギリス人と仕事をすることになる」「違った哲学になるだろうし、チームとより早くに仕事ができるれば、来年の僕にとって有益になるだろう」