レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスはF1モナコGP予選でのクラッシュで自信を失い、その後調子が急降下したことを認めた。今季は開幕から4戦中2勝を挙げたペレスだが、レッドブル・レーシングのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンにタイトル争いを挑むという希望は、それ以降、見事に狂ってしまった。
モナコGPのQ1でクラッシュを喫したペレスはノーポイントに終わり、その後、5戦連続で予選トップ10圏内に入ることができなかった。そしてペレスは今、そのクラッシュが今シーズンのキーポイントになったと指摘し、クラッシュが彼の自信を大きく傷つけたことを認めた。「確かにモナコの後、あのクラッシュのせいで自信を失った。マシンに少し自信を失って、それで後退してしまった」とペレスはベルギーGPを前に語った。 「僕には自分の心理があるし、それは僕が取り組んでいることだ」「それ以外は、スポーツとはそういうものだ。良い時も悪いときもあるけど、レッドブルの一員である以上、プレッシャーは常に高くなる」「セッションの調子が悪い場合は、将来に関する質問にすぐに答えなければならない」「こんな状況だけど、幸運なことに、僕は良いところにいるので、仕事を楽しんで週末を楽しむことに集中するだけだ」フェルスタッペンはペレスの不振に乗じて7連勝を飾り、チャンピオンシップで110ポイントのリードを築いた。ペレスは前戦ハンガリーGPでようやくQ3進出を逃し、9番グリッドから3位表彰台を獲得した。F1キャリアで同じような浮き沈みを経験したことがあるかと尋ねられたペレスは「以前にも経験している」と答えた。「そういうものなんだ。僕たちは非常に細かい部分に基づいて作業を行っているので、すべてが完璧ではない場合、それが表彰台に上がれるかポイントを外れるかを決定することがある」「でも、僕たちのレースにどれだけの詳細が盛り込まれているかは、家で見ている人々にはあまり理解されていないのが常だ」「それが素晴らしいレースになるか、非常に悪いレースになるかの違いを生む可能性がある」「それはF1のどのドライバーにも起こり得ることだ」