セルジオ・ぺレス(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第10戦イギリスグランプリの予選を4番手で終えた。初日のフリー走行後には「車はシミュレーターでの準備からかけ離れている」と困惑していたセルジオ・ペレスだが、土曜日を迎えてその問題を解決。雨となった予選でファイナルラップを上手くまとめたペレスは1分41秒616でタイムシート上位の4番グリッドを獲得した。
「変わりやすいコンディションの中で良い結果が得られた」とセルジオ・ペレスはコメント。「当然、もっと上のポジションを狙っていたし、完全に満足しているわけではないけれど、この位置からでも戦えるので、明日のレースが楽しみだ」「理想的なリザルトではないけれど、大して落胆していない。なぜなら、Q3終盤はストロールが僕のすぐ目の前にいて、最後の2周はベストが出せなかったからね。ストロールに抑え込まれていなければ、もう少し良いタイムが出せていたと思う」「金曜日に悩まされた問題は解決したし、レースでの競争力はかなり高くなるはずだ。明日のレースではトップグループに留まり、強力なペースを得ることが重要になる。これができれば状況は大きく変わってくるだろう。良い進歩を遂げてきているので、フェラーリ勢を苦しめられる手応えが得られることを願っている。タフな争いになるけれど、僕たちはハードに戦う」