セルジオ・ペレスのスポンサーを務めるテルメックス(Telmex)は、セルジオ・ペレスが2013年にフェラーリに移籍する可能性があることを認めた。フェラーリのドライバー・アカデミーの一員であるセルジオ・ペレスは、メキシコの大富豪カルロス・スリムが率いるテルメックの支援を受けており、息子のカルロス・スリム・ドミットがザウバーのスポンサーシップに関するF1プログラムを仕切っている。
セルジオ・ペレスは、来年フェリペ・マッサの後任候補として名前が挙げられている。「今シーズンは、彼の最も重要なチャレンジだ」とカルロス・スリム・ドミットは AS にコメント。「2012年に良いチャンピオンシップを過ごせば、彼を最高のチームのフレームに入れることができる。だが、悪い一年を送れば逆の影響が出るだろう」「フェラーリと2段階のリレーションがあるのは事実だ。ザウバーのエンジンサプライヤーとしての関係、そして、もう一つは彼(セルジオ)が若手プログラムにいることだ」「結果が重要なタフなスポーツだが、そのように将来はより明白になるだろう」最近、スリム家がHRTの買収に関心を示しているが、テルメックスがF1チームの買収を検討しているかと質問されたカルロス・スリム・ドミットは「わからない」とコメント。「働くチームを選べるように直接関与しないのが我々のやり方だし、戦略を変えることはない」