主要F1チームの代表は、F1がチームオーダーの禁止を覆そうとしているというデビッド・クルサードの意見に反論した。2週間前のトルコGPの論争により、レッドブルとマクラーレンは、チームオーダーの禁止を回避しようとしているかもしれないと報じられた。デビッド・クルサードは現在の状況は「チームが弁護の余地のないものを守らなければならない馬鹿げた状況」だと述べた。
「それら(チームオーダー)はF1にあるかって? そうだね、答えは簡潔だ」実際、チームオーダーは2002年まで合法だった。しかし、オーストリアGPでフェラーリのチーム代表のジャン・トッドが、ルーベンス・バリチェロに対してミハエル・シューマッハを勝たせるよう指示したことが問題視され、翌年より、チームオーダーは禁止となっている。しかし、レッドブルとマクラーレンのチーム代表はチームオーダー禁止を撤回するという動きを支持しないと述べた。「チームオーダーは間違っていると思う」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは語る。「プロのドライバーを雇っているわけだし、彼らがどのように運転するかを指示するべきではない。グランプリは人間とマシンがお互いに競争するべきものであり、それを公に否定することは間違っていると思う」マクラーレンチーム代表マーティン・ウィットマーシュもその考えに同意している。「我々はレギュレーションに満足していると思う。他チームが(チームオーダーの使用を)望んでいるかは気にならないし、それはチーム次第だ。しかし、我々のチーム内では敬意をもってドライバー全員を扱っている」関連:ルーベンス・バリチェロ、2002年オーストラリアGPでの出来事を暴露
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