F1アブダビGPの決勝スタート時間が午後5時に変更になった。2009年シーズンの最終戦として今年初開催されるF1アブダビGPは当初、現地時間の午後3時のスタートを予定していたが、2時間遅くなり午後5時(日本時間22時)からのスタートなった。アブダビは、午後6時には日没を迎えると予測されており、ヤス・マリーナ・サーキットでのレースが終わる頃には真っ暗になっている見通しだ。
シンガポールが昨年F1初となるナイトレースを開催したが、今年のアブダビGPは太陽の下で始まり人工的な照明の中で終了を迎える最初のレースとなりそうだ。「ヤス・マリーナ・サーキットは日中と夜間のイベントを開催できるように建設されている」とアブダビ・モータースポーツ・マネジメントのCEOであるリチャード・クレーガンは語る。「F1初のday/nightレースを行うことは、サーキットに本来備わった柔軟性と最新技術の設備を示す機会を与えてくる。世界にこの壮観なサーキットをお見せするのが常に我々の目的であり、今回の決定がまさにその機会となる」「観客とテレビ視聴者の両方が、午後の日光と投光照明のもとで世界最新のF1サーキットの驚くほど美しい建造物を観れるのは最高なことだ。彼らが経験し、観たことに関づしてくれることを期待している」アブダビは、日没時に照明をシームレスに移行できるようにイベントの開始時からサーキット照明のスイッチを入れるとしている。