2017年のF1世界選手権は、全グランプリの3日間の入場者数が前年比で32万8247人(8.06%)の増加となった。レギュレーションが変更となり、F1マシンがワイド&高速化された2017年のF1世界選手権。1月にはリバティメディアがF1を買収し、新たなファンの獲得のためにF1史上最大規模のイベント『F1 LIVE LONDON』など新たな試みが実施された。
20戦で行われた2017年のF1世界選手権では、15のグランプリで入場者数が増加。全グランプリのなかで最も動員を集めたのはF1カナダGP。絶対数での増加も6万人と全20戦のなかでNo.1の伸びとなった。今年はカナダ人ドライバーのランス・ストロールがF1デビューを果たしている。最も高い増加率を達成したのはF1アゼルバイジャンGP。4万1,451人の増加で58.01%の増加率となった。ただし、今年は2年前の開催であり、7万1451人という観客数は絶対数で見れば、全グランプリ中最下位となっている。観客数が減少したのは、ロシア、イギリス、日本、アメリカ、メキシコの5つ。最も大きな減少率となったのは-5.84%のF1日本GP。鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPでは過去最低となる13万7000人という観客数は絶対数で見ると全20グランプリ中17位という数字になっている。昨年は14位だったが、中国、オーストリア、ブラジルに上回られた。2017年のF1世界選手権 3日間の観客数グランプリ2016年2017年増減%オーストラリア271,800296,60024,8008.36%中国140,000145,0005,0003.45%バーレーン92,00093,0001,0001.08%ロシア158,000150,000-8,000-5.33%スペイン165,029177,98412,9557.28%モナコ200,000200,00000.00%カナダ300,000360,00060,00016.67%アゼルバイジャン30,00071,45141,45158.01%オーストリア85,000145,0006,00041.38%イギリス350,000344,500-5,500-1.60%ハンガリー176,000199,00023,00011.56%ベルギー233,730265,00031,27011,80%イタリア147,500185,00037,50020.27%シンガポール219,000260,00041,00015.77%マレーシア88,828110,60421,77619.69%日本145,000137,000-8,000-5.84%アメリカ269,889258,000-11,889-4.61%メキシコ339,967337,043-2,924-0.87%ブラジル136,410141,2184,8083.40%アブダビ195,000195,00000.00%全体3,743.1534,071,400328,2478.06%関連:2017年 F1日本グランプリ 鈴鹿サーキット 3日間の入場者数
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