ニキ・ラウダのキャリアを題材にした映画「Rush」が暗礁に乗り上げていると報じられている。ニキ・ラウダとジェームス・ハントによる1976年の伝説的バトルを描いた映画「Rush」のプロジェクトは、ロン・ハワード監督と脚本家ピーター・モーガンによって進展した状態にあった。 だが、ここへ来てオーストリアの別の映画会社がニキ・ラウダのキャリアを映画化する権利を持っていると主張し始めたと Kronen Zeitung と APA が報じている。
もうひとつのプロジェクトは、“33 Days: To Hell And Back”というタイトルで進められており、代表者ハンネス・シャラーは「彼(ラウダ)は喜んで我々に権利を約束した」と主張。「それなのに今はすべてを否定している」 このグループはすでに仮差し止めを請求しており、ニキ・ラウダ自身も「彼らがそう主張ているなら、私は彼らの幸運を願うしかない」とコメント。「どのような結末を迎えるか見守る」ニキ・ラウダは、1976年のF1ドイツGPでのクラッシュでマシンが炎上して瀕死の重傷を負ったが、わずか6週間後にレース復帰し、ジェイムス・ハントとタイトルを争った。
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