オスカー・ピアストリは、2026年F1ハンガリーGPでカルロス・サインツJr.との接触によって勝利を逃したことに強い不満を示し、「バックマーカーにレースを壊された」と怒りをあらわにした。ピアストリはレース序盤にシャルル・ルクレール、そしてチームメイトのランド・ノリスを抜いて首位に浮上。しかし、第2スティント終盤の周回遅れ処理でサインツと接触し、その間にノリスに逆転を許した。さらに終盤にはギアボックストラブルでリタイアとなり、優勝争いから姿を消した。
首位走行中に周回遅れと接触「何もかもがうまくいかなかった」ピアストリは3番グリッドから好スタートを決め、ターン1でルクレールをかわすと、ターン2ではノリスを鮮やかな切り返しで攻略してトップに立った。その後もレースをリードしていたが、2度目のピットストップ後に周回遅れの集団へ追いつくと、フェルナンド・アロンソとポジション争いをしていたサインツのウィリアムズとターン2~3の間で接触。このロスによってノリスに先行を許し、その約15周後にはギアボックスのトラブルでリタイアを喫した。レース後、ピアストリは失意を隠さなかった。「もちろん本当にがっかりしている。1周目は良かったし、第1スティント全体も悪くなかったと思う」「ハードタイヤではペースに苦しんだけど、トラックポジションがあったし、苦しみながらも何とか抑え切れると思っていた」「でも、その後は起こり得ることが全部起きてしまった」「周回遅れのマシンにレースを壊されるなんて予想しない」レース後には、青旗表示システムの不具合によって複数のドライバーが青旗を認識できなかったことも判明した。しかし、ピアストリはそれを言い訳にはならないと切り捨てた。「青旗の問題があったことは知っていた。でも、マーシャルポストでは青旗が振られていた」「僕はすぐ後ろにいた。本当に何が起きたのか信じられなかった。周回遅れのマシンにぶつけられるなんて、自分のレースで起こるとは思わないことだ」「彼が僕を見ていなかったかどうかなんて気にしない。見えていなかったことも、誰も伝えなかったことも、あるいは完全に状況認識が欠けていたことも、受け入れられない」さらに、サインツがアロンソと最後尾争いを続けていたことにも皮肉を込めた。「彼はフェルナンドと最下位争いを、まるでワールドチャンピオン争いみたいにやっていて、そのせいで僕はレースのリードを失った」「彼は普段から他のドライバーに厳しいことを言っているし、これまでも他のドライバーからコース上で厄介だと言われてきた」「そんなことをするなら、一度自分自身を見つめ直した方がいい」夏休み前の心境について問われると、ピアストリはチームを責めることはなかった。「気持ちをリセットして、もっとペースを見つけたい」「周回遅れのマシンにレースを壊されることを前提に戦略なんて立てない。だから、この件でチームを責めるつもりはまったくない」「夏休みで少しリセットして、また戻ってきたい」ピアストリは接触によって首位を失い、その後ギアボックスのトラブルで無念のリタイア。一方でノリスは今季初優勝を飾り、マクラーレンに2026年シーズン初勝利をもたらした。Here’s the Sainz/Piastri moment #F1 #HungarianGP pic.twitter.com/IYkdAQYTTi— Formula 1 (@F1) July 26, 2026
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