オスカー・ピアストリは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのバンピーな性質が、今週末のアメリカGPではマクラーレンに対して有利に働くだろうと感じている。日本とカタールで行われた過去2回のレース週末で、マクラーレンはピアストリとチームメイトのランド・ノリスの素晴らしいパフォーマンスを受けてレッドブルを含むどのライバルよりも多くのポイントを獲得した。
特にロサイル・インターナショナル・サーキットでは、さまざまな高速および中速コーナーを縫うように進む滑らかなアスファルトにより、MCL60 の強みが発揮された。対照的に、COTAは、特にF1とMoto GPの両方からトラックに対する厳しい批判を受けて2022年の初めに大規模な再舗装が行われたにもかかわらず、そのバンピーな性質で悪名高いものとなっている。また新たなスプリント週末を前に、ピアストリはマクラーレンが過去2つのグランプリほど競争力がなくなるだろうと考えている。「ここは本当にクールなサーキットで、さまざまなタイプのコーナーがあり、高低差もたくさんある」とレースキャリアで初めてこのサーキットで戦うピアストリは語った。「どれだけ競争力があるか見てみるつもりだけど、ここ数週間の週末ほど良くはならないと思う」バンピーなサーキットが要因のひとつではないかと提案されたピアストリは「それもあるね」とコメント。「カタールは非常にスムーズなトラックでしたが、高速コーナーも多く、本当に遅いコーナーはなかった。これは僕たちにとって良いニュースだった」「ここではバンプは特に僕らの味方にはならないと思う。彼らは決して誰の見方でもないけど、そのことで僕たちは少し苦しむかもしれない」「また、ここでは、特にカタール、さらには日本よりも遅いコーナーがはるかに多いので、助けにならないだろう」ピアストリは、メルセデス W14 がフロアの改良によって強化されていることを念頭に置いているものの、マクラーレンが中団に後退することはないと考えている。マクラーレンがマイナー順位を争うかとの質問には「そうならないことを本当に願っているし、そうは思わない」とピアストリは答えた。「ここ数週間ほど良くないかもしれないと言ったのは、フェラーリやメルセデスとの戦いに加わってくるということだ」「メルセデスがいくつかのアップグレードを行っているのを見たので、彼らのパフォーマンスがどうなるか見てみるつもりだ」「メルセデスはカタールでは速かったけど、僕たちはおそらくレッドブルに次いで2番目に速かったと思う」「今週末はそうはならないと思うし、もしそうなったとしても、フェラーリやメルセデスとさらに近づくことになるだろう」
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