オスカー・ピアストリは、2023年F1第18戦カタールGPで2位表彰台を獲得した。スプリントでF1初優勝を飾ったばかりのピアストリは、日曜日は6番手からスタート。しかし、メルセデスドライバーの同士討ちとそれによって引き起こされたトラフィックを利用してオープニングラップのターン1を過ぎた時点で2番手に浮上した。
レースで義務付けられている3ストップを遵守した後、ピアストリは2位でラインを越えた。ルーキ―であるピアストリのF1キャリアのベストリザルトであり、レースウィナーのマックス・フェルスタッペンから5秒以内の差だった。「とてもとてもハッピーだ。もちろん、ターン1は素晴らしかった。それはレース前のゲームプランに間違いなく含まれていた」とピアストリは冗談交じりに語った。「本当に素晴らしいペースだ…あれが僕たちにできる精一杯だった」「チームにとって2位と3位は素晴らしい結果だし、全般的に素晴らしい週末だった。すべてのタイヤが安定していたのはもちろん良かったけど、もうひとつトロフィーが獲得できたこともうれしい」第10戦オーストリアGPを終えた時点で、ピアストリはわずか5ポイントしか獲得できず、ドライバーズランキングは14位に沈んでいた。しかし、シルバーストーンでマシンにメジャーアップグレードパッケージを施してからは78ポイントを獲得し、現在ランキング9位につけている。何がこの好調を可能にしたのかと聞かれたピアストリは「主にクルマのおかげだと思う。今年のかなり早い段階から鈴鹿とここがある意味で僕らにとって有利なことはわかっていた。そして、実際にそうだった。」「金曜日は、ランドも僕も予選でかなりフラストレーションが溜まっていたと思う。でも、昨日はもちろん自分にとってとてもいい日だったと思うし、今日も良い日だった」「マシンのペースを示すことができたのは励みになる。マックスと5秒差以内でフィニッシュできたことは、シーズン開幕から信じられないようなことだし、とてもうれしい」オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「とてもとてもハッピー。ターン1は素晴らしいかった。レース前のゲームプランにも入っていた。本当に素晴らしいペースだった。僕の人生で最もハードなレースだった。暑かったし、基本的にずっとフラットアウトだった。57周の予選だった。でも、間違いなくやり遂げたと思う。本当にいいレースだった。ランドと僕によりコンスタントに上位で戦えるマシンを提供してくれたチームに感謝している。今日のレースでは素晴らしい戦略の決定やピットストップがあったし、難しいコンディションにもかかわらず、その日のうちにすべてをまとめることができた。素晴らしい一日だった」
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