スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは、2023年F1モナコGPの決勝レースを12位でフィニッシュした。12番グリッドからスタートしたデ・フリースは、ブレーキの摩耗に悩まされたチームメイトの角田裕毅とは異なり、トラブルに見舞われることなく、今季ベストリザルトを残した。
「とても厳しい状況の中での難しいレースだった」とニック・デ・フリースはコメント。「雨が降り始める前のミディアムタイヤでの最初のスティントでは、ペースが大きく落ちた後に最後7周で急にスピードが回復したので、もう少しどうにかできたかもしれない」「序盤でオスカー(ピアストリ/マクラーレン)を攻めすぎなければよかったかもしれないけど、手堅いレースができたと思う」「インターミディエイトタイヤは最初は温まりが悪くグリップもなかったけど、レースはクリーンに進めることができた。難しいコンディションだったけど、ミスなく終えることができたので、満足している」「トップ10入りに近い位置にいたことはポジティブだったし、この週末を通してチームと共によいマシンを作ることができたので、よかった点を次戦のバルセロナに活かしたいと思う」