ニック・デ・フリースの2回目のF1レースは、昨年のモンツァGPで見せたような目を見張るようなパフォーマンスではなかったが、F1バーレーンGPでのミッドフィールドでのアルファタウリのペースには勇気づけられたようだ。土曜日の予選では、デ・ブリースは19番手でQ1に残ったが、チームメイトの角田裕毅は14番手でQ2進出を果たした。
アルファタウリのAT04より楽に操っていたように見えた角田裕毅は11位まで順位を上げ、デ・ブリースは14位でチェッカーフラッグを受けた。しかし、アルファタウリがバーチャルセーフティカーで作戦を分担したとき、デ・ブリースはその影響を受け、最後のスティントで古いゴムに苦戦することになった。しかし28歳のデ・フリースは、この週末を、自分自身のパフォーマンスよりも、チーム全体のレースペースから考えることを優先した。「僕にとって重要だったのは、ミッドフィールドで戦うことができたこと、そしてペースという点では確かに上だったということだ」とニック・デ・フリース語った。「そしてそれは励みになった」「最後にVSCのピットストップを逃したのは残念だけど、それが僕らの決断で、うまくいくこともあれば、そうでないこともある」「ポイントは現実的ではなかったと思う。でも、間違いなく12位を争えたはずだ。でも、そこから学び、全体的にポジティブな1日だった」デ・フリースは、来週サウジアラビアGPが行われるジェッダの流れの速いコースの方がアルファタウリのF1マシンには適しているかもしれないと考えている。「今のところ、僕たちの理解では、もう少し僕たちのパッケージに合っているように思われる」とデ・フリースは語った。「でも、まだ結論を出すには少し早いような気がします。一歩一歩進んでいきたいと思っている。しかし、その間もじっとしているつもりはない」