スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは、2023年F1バーレーンGPの決勝を14位で完走した。『2019 F2チャンピオン」『2020-2021 フォーミュラEチャンピオン』という肩書とともにスクーデリア・アルファタウリから待望のF1フル参戦を果たしたニック・デ・フリースは、前評判が非常に高かったが、今週末はチームメイトの角田裕毅の影に隠れるかたちとなった。
予選を20番手で終えたニック・デ・フリースは、決勝でもポイント争いに絡むことができなかったが、それでもパフォーマンスには満足していると語る。「今日のレースにはかなり満足できた」とニック・デ・フリースはコメント。「もちろん、もっと良い結果の方が嬉しいし、改良できる部分も残っているけど、今日のパフォーマンスにおいては、自分たちのレースペースは問題なかったと思う」「スターティンググリッドは後方だったけど、いくつかファイトもできたし、良い1日だったのではないだろうか」「バーチャルセーフティカーでピットインしなかったので、レースの残りをハードタイヤで走らなければならなくなったけど、最終的には走行距離と経験がシーズンの助けになる」「今日はポイントを狙えなかったので、サウジアラビアで狙っていく。サウジアラビアはやや速いサーキットなので、中団争いはまた違ったものになるだろう。まだやるべきことがあるけど、チームとして改良が必要な部分に集中的に取り組めれば、上位が狙えるより強力なパフォーマンスが得られるだろう」
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