ニック・デ・フリースは、ウィリアムズから急遽参戦したF1イタリアGPで9位入賞を果たした。アレクサンダー・アルボンが虫垂炎にかかったことで土曜日の朝に急遽招集されたニック・デ・フリースは、予選でQ2進出を果たすと、決勝でもその実力を存分に見せつけて9位入賞。
初レースでポイント獲得はF1史上67人目。チームメイトのニコラス・ラティスは15位。来季のシートを手繰り寄せた可能性がある。「今日は本当に良い気分だし、うまくスタートを切って、1周目にクリーンな走りができたことが重要だったと思う」とニック・デ・フリースはコメント。「DRSトレインに入っていたおかげで、集団にくっついることができたけど、ペースは本当に良かったと思うし、僕たちは戦略とタイヤマネジメントについて良い判断を下したと思う」「ドライバー・オブ・ザ・デイは本当にうれしい。チャンスを与えられたことをとてもうれしく思っているし、感謝している。僕はチャンスを両手で掴んだ」「チームにとって素晴らしい1 日だった。グリッドペナルティが有利に働いたけど、最終的には素晴らしいレースを行うことができたし、チームの全員と自分自身に非常に満足している」「来年、チャンスを掴めることを願っているけど、これは間違いなく夢の実現であり、僕たちが短期間で行ったことに非常に感銘を受けている。今からそれをじっくり味わうつもりだ」