ロシア人ドライバーのヴィクトル・コザンコフは、ハースF1でのニキータ・マゼピンを例に挙げ、ロシア人はF1のようなヨーロッパのモータースポーツカテゴリーに参戦しても金づるとしか見られず、通常、チームの2番手に追いやられると語る。シングルシーターでデビッド・クルサードやルーベンス・バリチェロと対戦した経験のあるヴィクトル・コザンコフは、物議を醸しているF1ルーキーのニキータ・マゼピンの激動のキャリア初期についてコメントするよう求められた。
「F1にいる我々の国のドライバーは、いくら投資しても、何も勝てないだろう」とヴィクトル・コザンコフは Match TV に語った。「彼らはコックピットに座って、1キロメートルあたり一定の価格を支払う。それだけだ。それはマゼピンと(ミック)シューマッハで見ることができる。マゼピンに微笑みかけはするものの、チーム全体がシューマッハのために働いており、彼が成功するためにあらゆることをしている」ニキータ・マゼピンは、ハースF1のタイトルスポンサーでもある父親のドミトリーのウラルケム社に強く支援されている。「彼らはまさにそのようなドライバーだ」とヴィクトル・コザンコフはヨーロッパのレーシングチームがロシア出身のドライバーをどのように考えているかを尋ねられたときに答えた。「彼らは笑顔を見せるが、どこかに連れて行くために何かをすることは決してない。少なくとも、私の経験ではそうだ」「80年代にイタリアでのテスト中、F3チームのオーナーであるグイド・フォルティとフェルディナンド・ラバロットは、このポリシーはジュニアカテゴリーでも始まると語った」近年、F1には“ロシア人枠”は1つは存在しているが、ダニール・クビアトを除いて、ヴィタリー・ペトロフ、セルゲイ・シトロキン、そして、ニキータ・マゼピンと、実力よりもお金の臭いがするドライバーであるのも事実だ。したがって、ロシア人ドライバーと投資家はF1で時間を無駄にしているとヴィクトル・コザンコフは語る。「チームを購入することもできるが、それをどうするつもりだ? F1は必要ない。独自のチャンピオンシップを開発する必要がある」
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