武藤英紀は、インディカー第5戦で予選4番グリッドを獲得した。1分43秒7156=平均時速211.039マイルの見事なアタック4周を実現した武藤英紀(Newman/Haas Racing)は、グリッド2列目アウト側となる予4番グリッドを獲得。プラクティスでは17番手のスピードしか記録できていなかった武藤だったが、予選ではチームもドライバーも持てる力をフルに発揮した。
なお、Newman/Haas/Lanigan Racingは、今回のレースからチーム名をNewman/Haas Racingに変更しているが、武藤を担当するエンジニアやクルーをはじめとするチーム体制には基本的に一切の変更はない。武藤英紀 (4番手)「昨年のカンザスで速かったNewman/Haas Racingですから、今年のマシンも期待はありました。プラクティスが1回になり、決勝用セッティングに予定していたよりも時間がかかってしまいましたが、予選用セッティングのマシンは速く、4周を安定したラップで走ることができました。最後の1周はタイヤのグリップ低下に対応したことで少しラップタイムが下がりましたが、4周ずっと全開を保てていました。決勝用マシンはまだ本当の自分好みの状態まで仕上げきれていませんが、今のマシンに大きく変更を加えることなく、できる限りいいマシンにして決勝に臨みたいと思います」
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