2026年F1バーレーンテスト2日目は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分34秒273を記録し、総合トップタイムをマーク。午前にソフトタイヤで刻んだこのタイムは、日没後の走行を含めても破られず、フェラーリが2日目のベンチマークとなった。ルクレールは139周を走破し、安定したロングランも消化している。
2番手はランド・ノリス(マクラーレン)。タイムでは0.511秒差だったが、149周を走ってこの日最多周回を記録。ロングラン中心のプログラムを順調に進め、総合的な安定感を示した。ハースF1チームのオリバー・ベアマンも130周を走り、終盤にタイムを上げて3番手に浮上した。一方、この日は3度の赤旗が提示される波乱の展開。セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)のストップに始まり、バルテリ・ボッタスのミラー脱落、そしてピエール・ガスリー(アルピーヌ)のコース上停止と、複数チームに信頼性トラブルが発生した。メルセデスではアンドレア・キミ・アントネッリがパワーユニットの問題で午前わずか3周にとどまり、ジョージ・ラッセルが午後に挽回。レッドブル・レーシングもアイザック・ハジャーが油圧系トラブルで午前は1周のみと苦戦するなど、上位勢も万全ではなかった。アストンマーティンではフェルナンド・アロンソが98周を走行。大きなタイムアタックには踏み込まずロングラン中心のプログラムを実施し、堅実にデータを収集した。派手さはないものの、着実な周回で開幕戦に向けた準備を進めている。フェラーリとマクラーレンがタイムと周回数で安定感を見せる一方、各チームの信頼性課題も浮き彫りとなった2日目。最終日に向けて、勢力図の輪郭がどこまで見えてくるかが注目される。
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