F1ロシアGP 決勝のハイライト動画。2020年のF1世界選手権 第10戦 ロシアGPの決勝セッションが9月27日(日)にソチ・オートドームで行われた。日曜日の天候は晴れ。気温28度、路面温度42.5度のドライコンディションで53周の決勝はスタート。カルロス・サインツ(マクラーレン)とランス・ストロール(レーシング・ポイント)がオープニングラップでクラッシュを喫してリタイア。セーフティカーが導入された。
優勝は3番手グリッドからスタートしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)。スタートで2番手を上げたボッタスは、トップを走行していたルイス・ハミルトンに10秒ペナルティを科せられたことでトップに浮上。その後は安定した走りでレースをコントロール。ファステストラップも記録し、開幕戦以降となる今シーズン2勝目、通算9勝目を挙げた。メルセデスは7年連続でF1ロシアGPを制した。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。オープニングラップで1つ順位を落としたフェルスタッペンは、ハミルトンの後退で2番手に浮上。トップから7.729秒差で2位でチェッカーを受けた。過去2戦でリタイアを喫していたフェルスタッペンだがなんとか表彰台に戻った。レッドブルとフェルスタッペンにとってF1ロシアGPでの表彰台は初。3位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。ポールポジションからレース序盤をリードしたハミルトンだったが、決勝前のレコノサンスラップでのスタート練習の位置に違反があったとして5秒ペナルティが2つ、合計10秒のペナルティが科せられる。ピットストップでペナルティを消化して11番手まで順位を下げるも、そこから追い上げて3位でフィニッシュした。ハミルトンには上記のペナルティに加えて、2点のペナルティポイントが加算。合計10点となり、あと2点で1戦の出場停止となる。ミハエル・シューマッハのF1最多勝利記録に並ぶ91勝目はお預けとなった。4位はセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、5位はダニエル・リカルド(ルノー)、6位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、7位はエステバン・オコン(ルノー)。そして、8位にダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、9位にピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、10位にアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)に入り、昨年のモナコGP以来となるホンダのF1エンジンを搭載する全4台が入賞を果たした。キミ・ライコネンは、今大会で322戦目のスタートとなり、ルーベンス・バリチェロのF1最多出走記録に並んだ。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "NmNzBwajE6PjuTGlZk7iqVbtsiET3HT7");});