2020年のF1世界選手権のプレシーズンテストがいよいよスタート。2月19日(水)に全F1チームがスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットに集結してテスト初日を迎えた。テスト開始前にはハースF1チームとアルファロメオ・レーシングが2020年の新型F1マシンをお披露目。その後、ドライバー全員による写真撮影。これまで実車を公開していなかったルノーF1チームとレーシング・ポイントF1チームは、発表イベントを行うことなく、そのまま走行をスタートさせた。
2020年のF1世界選手権は、プレシーズンテストの日程が8日間から6日間に削減。この時期のバルセロナの気温は低く、決して理想的なコンディションではないが、各F1チームが初日から精力的に周回数を重ねた。初日のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。唯一の1分16秒台を記録し、チームメイトのバルテリ・ボッタスとともに午前と午後で走行を分担したメルセデスが初日のタイムシートの1位と2位に並んだ。3番手はレーシング・ポイントF1チームのセルジオ・ペレス。昨年のメルセデスのF1マシンにコンセプトを寄せてきた新車RP20はこの日がシェイクダウンだったにも関わらず、序盤から好タイムを連発した。レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが走行を担当。午後に2度のスピンを喫するシーンもあったが、幸いにもマシンにダメージはなく、全ドライバー中最多となる168周を走行して4番手タイムにつけた。フェルスタッペンは新車RB16は「サーキットのどこでも速い」と自信をみせている。新生アルファタウリ・ホンダは、ダニール・クビアトが新車AT01で初走行。「まるで乗りなれたマシンのような感覚」だと好印象を口にし、5番手タイムをマークした。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "VmdzU3ajE6zH1mhLMJPU4xgQ6fGCBHJD");});関連:ハミルトン最速、フェルスタッペン最多周回 / F1バルセロナテスト 結果(1日目)