MotoGP 第4戦スペインGPの決勝レースが24日、スペインのヘレスサーキットで行われ、総合3位のバレンティーノ・ロッシがポールポジションから今季初優勝。昨年8月の第12戦イギリスGP以来10戦振り、当地で2009年以来7年振り7勝目、最高峰クラスで87勝目、キャリア通算113勝目を挙げた。気温25度、路面温度40度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で2番手だったバレンティーノ・ロッシは、ホールショットを決め、1度だけポジションを譲ったが、素早く挽回し、序盤から他車にアドバンテージを広げ、独走で優勝した。
2番グリッドのホルヘ・ロレンソは、2.386秒差の2位に入り、今季3度目、最高峰クラスで通算100度目の表彰台を獲得。ヤマハのファクトリーチームが昨年6月の第7戦カタルーニャGP以来15戦振りとなるワンツーフィニッシュを決めた。ウォームアップ走行で今季10度目の1番時計を刻んだ3番グリッドのマルク・マルケスは、7.087秒差の3位で開幕から4戦連続の表彰台を連取。7番グリッドのダニ・ペドロサ、6番グリッドのアレイシ・エスパルガロがトップ5入りした。5番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは6位。11番グリッドのアンドレア・イアンノーネは7位。8番グリッドのポル・エスパルガロは、インディペンデントチームライダーの最高位となる8位。15番グリッドのユージン・ラバティ、9番グリッドのエクトル・バルベラがトップ10入りした。10番グリッドのカル・クラッチローは11位に入り、今季初ポイントを獲得。14番グリッドのブラドリー・スミス、12番グリッドのロリス・バス、18番グリッドのステファン・ブラドル、16番グリッドのヨニー・エルナンデェスがポイント圏内に進出した。4番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、7番手走行中の10ラップ目に技術的な問題が原因でリタイア。13番グリッドのアルバロ・バウティスタは、12番手走行中の6ラップ目に転倒リタイアした。チャンピオンシップは、総合1位のマルケス・マルケスに総合2位のホルヘ・ロレンソが17ポイント差、総合3位のバレンティーノ・ロッシが24ポイント差に接近した。次戦フランスGPは、ルマンのブガッティ・サーキットで5月6日に開幕、8日に決勝レースが行われる。
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