MotoGPは、Moto2ライダーのルイス・サロンの事故死を受け、残りのカタルーニャGPではF1で用いられているトラックレイアウトを使用することを決定した。ルイス・サロンは3日、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで開催中の第7戦カタルーニャGPの初日、フリー走行2で、2度目のコースインの最初のラップ、6ラップ目の12コーナーで転倒を喫したことが原因で事故死した。
ルイス・サロンの家族は、イベントを続けることに合意。初日終了後のセーフティコミッションには、マルク・マルケス、カル・クラッチロー、アンドレア・ドビツィオーゾ、アンドレア・イアンノーネ、アルバロ・バウティスタ、アレイシ・エスパルガロ、アレイシ・エスパルガロ、ポル・エスパルガロ、ブラドリー・スミス、ジャック・ミラー、ティト・ラバットが出席。2日目からF1世界選手権で使用するレイアウトを使用することで合意。このレイアウトは、2年前のオフィシャルテストで試したが、通常使用されるレイアウトと比較して、スポーツ面において、要求が厳しく、あまり魅力的ではないことから、グランプリレーシングに選出されなかった。参戦ライダーたちは、レイアウトに対処する必要があることから、2日目の走行時間を拡大。最初のセッションとなる軽量級クラスのフリー走行3は、9時00分から8時40分に開始時間が早まり、走行時間が40分間から55分間に拡大。最高峰クラスと中量級は、45分間から60分間に拡大される。軽量級の公式予選からは、予定通りのスケジュールに戻り、日曜のウォームアップ走行と決勝レースに変更はない。関連:【MotoGP】 ルイス・サロンがセッション中のアクシデントで死亡