ラウル・フェルナンデスがMotoGPイタリアGPスプリントで自身初となるスプリント優勝を飾った。トラックハウス・アプリリアのフェルナンデスは、ファクトリー・アプリリアのホルヘ・マルティンとの直接対決を制し、ムジェロで歴史的な勝利を手にした。今大会はアプリリア勢がフロントローを独占して迎えたが、スタート直後にはマルク・マルケスが4番手から一気に首位へ浮上。
しかし、その勢いは長く続かず、オープニングラップのターン3でフェルナンデスがトップを奪うと、マルティンも同じ場所でマルケスを攻略した。マルケスは後退 フェルナンデスとマルティンが抜け出すレース序盤、マルケスはディオゴ・モレイラやファビオ・ディ・ジャンアントニオにも先行を許し、順位を落としていった。一方で先頭のフェルナンデスとマルティンは後続との差を広げ、事実上の優勝争いを展開した。ポールポジションからスタートしたマルコ・ベッツェッキは出遅れたものの徐々に順位を回復。ディ・ジャンアントニオも3番手へ浮上し、表彰台争いに加わった。終盤にマルティンが猛追も届かずレース終盤、マルティンは一時1秒以上あった差を急速に縮め、残り4周を切った段階では勝負の行方が分からない状況となった。しかしフェルナンデスは冷静だった。差が0.5秒前後まで縮まった後も再びペースを上げ、マルティンを引き離すことに成功。最後は1.289秒差をつけてチェッカーを受け、自身初のMotoGPスプリント優勝を達成した。この勝利によりフェルナンデスは、2023年にスプリントレースが導入されて以降11人目の勝者となった。また、2026年開幕戦ブリーラムで優勝したペドロ・アコスタ以来の新たなスプリントウイナーとなった。スプリント勝利数ランキングにも初登場MotoGPスプリント最多勝ランキングではホルヘ・マルティンが18勝で首位を維持。マルク・マルケスが17勝で続き、フランチェスコ・バニャイアが13勝で3位につけている。フェルナンデスは今回の勝利により、ペドロ・アコスタと並ぶ1勝でランキング入りを果たした。MotoGPイタリアGP スプリント結果■ 1位 ラウル・フェルナンデス■ 2位 ホルヘ・マルティン■ 3位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ■ 4位 マルコ・ベッツェッキ■ 5位 マルク・マルケス■ 6位 フェルミン・アルデグエル■ 7位 フランチェスコ・バニャイア■ 8位 小椋藍■ 9位 ペドロ・アコスタ■ 10位 ディオゴ・モレイラ■ リタイア エネア・バスティアニーニ■ リタイア フランコ・モルビデリMotoGPスプリント通算勝利数ランキング■ 1位 ホルヘ・マルティン:18勝■ 2位 マルク・マルケス:17勝■ 3位 フランチェスコ・バニャイア:13勝■ 4位 アレックス・マルケス:6勝■ 5位 マルコ・ベッツェッキ:4勝■ 6位 ブラッド・ビンダー:2勝■ 6位 マーベリック・ビニャーレス:2勝■ 6位 アレイシ・エスパルガロ:2勝■ 6位 エネア・バスティアニーニ:2勝■ 10位 ペドロ・アコスタ:1勝■ 10位 ラウル・フェルナンデス:1勝
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