2021年のMotoGP 第6戦イタリアGPのフリー走行が5月28日にムジェロ・サーキットで行われ、フランチェスコ・バニャイア(Ducati Lenovo Team)が初日のトップタイムを記録した。気温25度、路面温度46度のドライコンディションの中、フランチェスコ・バニャイアは1分46秒147で今季4度目のトップタイムをマーク。第3戦ポルトガルGP、第4戦スペインGPに続き、今季3度目の初日総合1番手に進出した。
フリー走行1で3番手のアレックス・リンスは0.071秒差の2番手に進出すれば、フリー走行1で4番手のジョアン・ミルは0.700秒差の11番手に後退。フリー走行1で9番手だったジャック・ミラーは0.541秒差の9番手を維持すれば、フリー走行1で2番手のヨハン・ザルコは、午前のタイムを更新できずに10番手。ホルヘ・マルティンの負傷代役を務めるミケーレ・ピロは14番手だったが、最終ラップに2年前の2019年に樹立された当地のトップスピード(時速356.7キロメートル)を突破する時速357.6キロメートルを記録。フリー走行1で5番手のフランコ・モルビデリは、トップスピードで22番手の時速339.6キロメートル(時速18キロメートル差)だったが、0.184秒差の3番手。フリー走行1で8番手のファビオ・クアルタラロは0.225秒差の4番手に浮上すれば、今季2度目となる週末最初のセッションで1番手発進を決めたマーベリック・ビニャーレスは、最多21ラップを周回したが、午前のタイムを更新できず、1.048秒差の17番手。フリー走行1で17番手のバレンティーノ・ロッシは20ラップを周回して1.572秒差の21番手。フリー走行1で14番手だったブラッド・ビンダーは、0.289秒差の5番手。ムジェロ初挑戦組の最高位に進出すれば、フリー走行1で10番手のミゲール・オリベイラは6番手。オフィシャルテストから厳しい状態が続いていたKTM勢が復調の兆しを示す走りを見せた。フリー走行1で手術した右前腕の回復具合を獲得したアレイシ・エスパルガロは、13番手から8番手に浮上。フリー走行1で11番手の中上貴晶は0.446秒差の7番手。ホンダ勢の最高位に進出すれば、フリー走行1で16番手のマルク・マルケスは0.826秒差の12番手。フリー走行1で12番手のポル・エスパルガロは13番手だった。順位ライダーチームマシンタイム1 F・バニャイア Ducati Lenovo TeamDucati 1'46.1472 A・リンスTeam SUZUKI ECSTARSuzuki 1'46.2183 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRTYamaha 1'46.3314 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGPYamaha 1'46.3725 B・ビンダーRed Bull KTM Factory RacingKTM 1'46.4366 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory RacingKTM 1'46.5847 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSUHonda 1'46.5938 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGPYamaha 1'46.5939 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team GresiniAprilia 1'46.65510 J・ミラー Ducati Lenovo TeamDucati 1'46.688 11 J・ザルコ Pramac RacingDucati 1'46.80212 J・ミルTeam SUZUKI ECSTARSuzuki 1'46.84713 M・マルケスRepsol Honda TeamHonda 1'46.97314 P・エスパルガロ Repsol Honda TeamHonda 1'46.98615 M・ピロPramac RacingDucati 1'47.10716 D・ペトルッチ Tech 3 KTM Factory RacingKTM 1'47.12917 L・マリーニ SKY VR46 EsponsoramaDucati 1'47.15418 A・マルケス LCR Honda CASTROLHonda1'47.32619 E・バスティアニーニ Esponsorama RacingDucati 1'47.48020 L・サバドーリ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1'47.66821 V・ロッシ Petronas Yamaha SRTYamaha 1'47.71922 I・レクオーナ Tech 3 KTM Factory RacingKTM 1'47.792
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