ミック・シューマッハは、ドイツF4のタイトル争いに敗れた。プレマパワーからドイツF4に参戦するミック・シューマッハ(17歳)は、ジョーイ・モーソン(ファン・アメルスフールト・レーシング)と39ポイント差で最終戦のホッケンハイムを迎えた。しかし、結果はレース1で勝利を飾ったモーソンがレース2と3を待たずしてタイトルを決めた。
ミック・シューマッハが逆転タイトルに望みをつなぐためには、レース1で10ポイント以上の差をつけられるわけにはいかなかった。しかし、予選で複数のマシンに車両規定違反が見つかって除外となっており、その中にミック・シューマッハの名前も含まれていた。それでもミック・シューマッハは予選レースで勝ってレース1の出場資格を手に入れると、22番グリッドから6位まで巻き返す意地を見せた。しかし、ジョーイ・モーソンの王座獲得を阻止することはできなかった。モーソンはポールシッターのダービト・オルトマンをパスして今季9勝目を決めている。 ミック・シューマッハは、イタリアF4選手権にも参戦しており、こちらで今季タイトルを手にする可能性はまだ残されている。そのためには10月末の最終戦モンツァでマルコス・シーバートとの25ポイント差を逆転しなければならない。
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