ミック・シューマッハは、1月28日(木)にフィオラノでフェラーリの2018年F1マシン『SF71H』でテスト走行を実施。ハースF1チームでのF1デビューにむけて準備を進めた。フェラーリは、フィオラノ・サーキットで5日間のテストプログラムを実施。レースドライバーのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツ、そして、フェラーリ・ドライバー・アカデミーもメンバーたちに走行時間を与えた。
木曜日の午後にカルロス・サインツからマシンを引き継いだミック・シューマッハは、SF71Hで走行を実施。50周以上を走り込んだ。ミック・シューマッハは、金曜日の朝に再びSF71Hのコックピットに戻り、2021年のフェラーリのテストドライバーを務めるカラム・アイロットにマシンを引き継ぐ。「ようやく再びレースカーに座ることができた。かなり恋しく感じていた」と走行を終えたミック・シューマッハは語った。「今日は間違いなくコース上でポジティブな日を過ごせたと思う。予定していたプログラムを問題なく完了することができたい、約1ヶ月後にプレシーズンテストが始まることを考えれば、マシンに乗って多くの走行距離を走ることができたのは明らかに非常に役に立った」「SF71Hは2018年のマシンだけど、トラックでの動作とドライバーに与えるフィーリングは、コースでの動作と物理的なストレスの両方の点で非常に似ている。それは新しいシーズンの準備という点で優れたベースとなる。技術的で要求が厳しいだし、フィオラノでのドライブはとにかく常に素晴らしい」「去年の9月に一緒に働いたエンジニアやメカニックと再び会えてうれしく思う。明日マシンに戻るのが待ちきれない」