レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、“シューマッハ”という有名な苗字はミック・シューマッハがF1を目指す上でポジティブなことでしかないと考えている。バーレーンでは、今年からフェラーリ・ドライバー・アカデミーに加入し、フェラーリとアルファロメオでのF1テストが決定したミック・シューマッハの周りを多くの報道陣が取り囲んだ。
マクラーレンのカルロス・サインツやレッドブルのヘルムート・マルコは、シューマッハという苗字が20歳のミック・シューマッハには負担になるだろうと語っていた。バーレーンには、ミック・シューマッハの母親でミハエル・シューマッハの妻コリーナ夫人が息子のF2デビューを見守るために訪れている。「ここでコリーナに会えるのは素晴らしいことだ」とフェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットはコメント。同じくバーレーンを訪れているフェラーリのルイス・カミレッリCEOは、特に来週のF1テストにおいてフェラーリがミック・シューマッハを注意深く見ていることを認める。「我々は彼のポテンシャルを理解したいと思っている」とルイス・カミレッリは Sky Italia にコメント。「彼は強さを示してきたし、我々は彼にチャンスを与えている。彼は生まれたときからファミリーの一員だった。見守ってあげよう。一歩ずつ前進していくものだ」元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンを父に持つマックス・フェルスタッペンは、シューマッハの苗字は後押しになると語る。「彼が物事を正しくやれば、そのような苗字はポジティブでしかない」とマックス・フェルスタッペンは De Telegraaf にコメント。だが、マックス・フェルスタッペンは、ミック・シューマッハは名声と成功を収めた父親が脳損傷によってバーレーンにいないという独特な状況に置かれていると語る。「もちろん、それは彼にとって難しいことだ」とマックス・フェルスタッペンは語る。「多くのメディアの注目が集まっているけど、彼には守ってくれる優れた人々が周りにいると思う」「彼がテストできるうことはたくさんあるし、彼はフェラーリの育成プログラムに入っている。F2で良いシーズンを過ごせば、もっと多くのドアが開くことになるだろう」
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