ミック・シューマッハは、フェラーリが自分の今後のレースキャリアに関心を示してくれてることを嬉しく思っていると語る。今年、ヨーロッパF3選手権で2年目を迎えているミック・シューマッハは、第5戦で初優勝を果たすと破竹の勢いで8勝を挙げ、最終ラウンドを残してチャンピオンシップの首位に立っている。
首位の座を奪われたレッドブルの育成ドライバーのダニエル・ティクトゥムは、ミック・シューマッハの突然の快進撃にい疑いを見せており、“残念ながら僕の姓はシューマッハではないので勝ち目のない戦いだ”と何らかの力が働いていることを示唆して物議を醸している。だが、7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子は、ダニエル・ティクトゥムの発言の相手はせず、代わりにフェラーリのF1チーム代表マウリツィオ・アリバベーネの最近のコメントに感謝の意を示した。マウリツィオ・アリバベーネは、ミック・シューマッハについて「ミ最近の成績は非常に良好であり、私は彼の素晴らしいキャリアを願っている。フェラーリ史に歴史的なページを書き加えた名前であり、もちろん、マラネロのドアは常にオープンであると考えている」と語っていた。「私は常に若手ドライバーに焦点を置いていると繰り返しているが、楽しく、ゆっくりと、だが、確実に成長させたいと思っている。将来を見据えるのはその後だ。マラネロでどうしてこのような名前にノーと言える?」ミック・シューマッハは、マウリツィオ・アリバベーネの言葉は“とてもポジティブ”に響いたと語る。「自分のパフォーマンスを認められるのは嬉しいことだし、それがフェラーリのようなチームであれば、なおさら嬉しい」とミック・シューマッハはコメント。「F1界で言及されることだけでもポジティブなことだ」トロロッソ・ホンダでのF1デビューも噂されているミック・シューマッハだが、現実的には2019年はフォーミュラ2を戦うことになると考えられている。将来についてミック・シューマッハは「今のF3にフォーカスしている。それについて議論はしているけど、現時点では何も確定していない」と語った。関連:フェラーリ 「ミック・シューマッハへのドアは常にオープンにしている」