2023年F1第20戦メキシコGPでは、5名のルーキーがフリープラクティス1で出走することが確認されている。レギュレーションでは、各F1チームのすべてのドライバーは、ルーキー(グランプリに2戦しか出走していないドライバーと定義される)のためにFP1セッションをに譲らなければならないと規定している。
今年、ニック・デ・フリースにF1デビューを譲ったアルファタウリはガレージの片側はカウントされたが、シーズン途中でデ・フリースの後任となったリカルドの代役を務めたリアム・ローソンはカウントされなかった。角田裕毅は残りのラウンドで1回、オープニングプラクティスでサイドラインに座ることが義務付けられており、アルファタウリはメキシコの金曜日にそうすると発表している。アイザック・ハジャーは、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでAT04をドライブし、初めてF1マシンのハンドルを握ることになる。このフランス人ドライバーは現在、F2チャンピオンシップで14位に位置しており、レッドブルが支援するドライバーの中では最下位となっている。表彰台1回、ポイント獲得8回を記録している。一方、アルファロメオはメキシコでの最初のプラクティスでバルテリ・ボッタスに代わってリザーブドライバーのテオ・プルシェールを起用することを発表した。20歳のプルシェールはF2参戦3戦目で、アブダビGPを残すのみとなった現在、フレデリック・ヴェスティに25ポイント差をつけてトップを走っている。メルセデスのジュニアドライバーであるフレデリック・ベスティも、ジョージ・ラッセルの代役として今週末のW14に出場する機会が与えられる。そのほか、ハースF1チームはフェラーリ・アカデミーの有望株であるオリバー・ベアマンを起用し、アルピーヌは先週末、ジャック・ドゥーハンにメキシコとアブダビの両方で出走機会を与えることを明らかにした。ベアマンはルーキーイヤーながら4勝を挙げ、シーズン終盤の追い上げで4位に浮上したドゥーハンに7ポイント差の6位につけている。レッドブルのシニアチームは、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが乗るマシンにまだルーキーを乗せていない。しかし、アブダビで開催されるシーズン最終戦のFP1では、ハジャールが現フォーミュラEチャンピオンのジェイク・デニスとともにタイトルを獲得したRB19をドライブすることになる。
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