メルセデスF1は、今週末のF1スペインGP(バルセロナ・カタルーニャGP)のフリー走行1回目(FP1)で、アンドレア・キミ・アントネッリに代えてリザーブドライバーのフレデリック・ベスティを起用することを発表した。2026年のF1レギュレーションでは、各チームに年間4回のFP1でルーキードライバーを走らせることが義務付けられている。
今週末はウィリアムズとキャデラックF1も同様のプログラムを実施しており、ウィリアムズではルーク・ブラウニングがアレクサンダー・アルボンに代わって出走。キャデラックF1ではコルトン・ハータがセルジオ・ペレスに代わってFP1デビューを果たす。ランキング首位アントネッリはFP2から走行開始アントネッリは今季ここまで圧倒的な強さを見せている。開幕から6戦を終えた時点でドライバーズランキング首位に立ち、2位ルイス・ハミルトンに66ポイント差をつけている。さらに、メルセデスの19歳は直近5戦連続優勝を達成。前戦モナコGPでは史上最年少のモナコGPウィナーとなり、その評価をさらに高めた。今回のFP1欠場により、アントネッリはチームメイトのジョージ・ラッセルよりも1セッション少ない状態で週末に臨むことになるが、メルセデスとしてはルーキー起用義務を消化する絶好の機会と判断した形だ。ベスティがW17の走行を担当アントネッリのマシンを託されるのは、メルセデスの公式リザーブドライバーを務めるフレデリック・ベスティだ。デンマーク出身のベスティは近年、メルセデスのテストおよびシミュレーター業務を担ってきたほか、過去にも複数回のFP1セッションに参加した経験を持つ。メルセデスにとっては、レギュレーション上の義務を消化しながら若手ドライバーの評価機会を確保する意味合いもあり、ベスティにとっては将来的なF1レースシート獲得へ向けた重要なアピールの場となる。
全文を読む