メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ライバルであるレッドブルがポルシェとのワークスコラボレーションと部分的なチームバイアウトにノーと言ったのは「勇敢」だと語る。ほとんどのインサイダーは、交渉が最終的に合意に至らなかったことを両者が確認するまで、レッドブルとポルシェの契約は本質的に確定したと考えていた。
「自分自身を自律的にポジショニングするのは勇敢な戦略だ」とメルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフはmotorsport-total.comに語った。「独自のパワーユニットを持ち、OEMに依存しないことは、レッドブルが常に望んでいたことだ。2026年、2027年、2028年に彼らがどのように進んでいくのか興味がある」「これは明らかに新しいトレンドの設定であり、ポルシェが復活してエンジンをブランド化するのか、それともホンダが同じことをするのかにも興味がある」トト・ヴォルフは、ワークスとの提携よりも独立性を好むレッドブルをある意味で賞賛していることを認めているが、「ウィリアムズもBMWと別れたときはそう思った」と付け加えた。「メルセデスの代表として、ポルシェと戦えないことは残念だ。ポルシェ・レッドブルは素晴らしいエントリーであり、素晴らしいブランドだった」「理由はわからないが、うまくいかなかった。しかし、それが実現していれば、F1にとって、そして、我々のスポーツの魅力にとって素晴らしいことだっただろう」