レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、今年メルセデスがバルテリ・ボッタスよりもルイス・ハミルトンを優遇しているのは明らかだと語る。今年、ルイス・ハイルトンがこのままの活躍を続けていけば、ミハエル・シューマッハの91勝といいうF1史上最多勝利記録を破り、F1ワールドチャンピオン獲得数でミハエル・シューマッハの7回に並ぶ可能性が高い。
ルイス・ハミルトンは、ここまでの7戦中5戦で優勝。残りの1勝はF1オーストリアGPでのバルテリ・ボッタス、もう1勝はF1 70周年記念GPでのマックス・フェルスタッペンの1勝だけとなっている。F1イタリアGPの予選から“予選モード”が禁止されたが、ルイス・ハミルトンは3戦連続でポールポジションを獲得。メルセデス勢は他チームに0.8秒の差をつけており、今後もアドバンテージが聞けることはなさそうだ。バルテリ・ボッタスは、ルイス・ハミルトンの最大のライバルとしてシーズンをスタートしたが、今ではマックス・フェルスタッペにドライバーズ選手権で上回られている。メルセデスは、ドライバーに平等な機会を与えていると繰り返しているが、クリスチャン・ホーナーは今年はルイス・ハミルトンが優遇されていると考えている。「メルセデスがルイスを優遇しているのは明らかだ。それは戦略やマシンのポジションなどから見て取れる」とクリスチャン・ホーナーは語った。「たとえば、なぜ彼らはスパでボッタスを2ストップにしなかったのか? そうしていれば彼はレースに勝つ機会を得ていただろう」 「問題は、今年タイトル獲得数の記録に並ぶためにルイスにすべてが向けられていることだ。バルテリは予選で前に行かない限りチャンスがないというのが現実だ」
全文を読む