メルセデスF1は、ストフェル・バンドーンを2020年シーズンのリザーブドライバーに起用することを発表した。2018年末でランド・ノリスの加入によってマクラーレンのF1シートを失ったストフェル・バンドーンは、現在、フォーミュラEにメルセデスのファクトリーチームから参戦。チャンピオンシップをリードしている。
ストフェル・バンドーンは、元F1ドライバーであるエステバン・グティエレスとともにメルセデスのF1チームに参加し、メルセデスは2人が「レース週末にリザーブドライバーの義務を分かち合う」としている。昨年、メルセデスはエステバン・オコンをフルタイムのリザーブドライバーとして起用していたが、今年オコンはルノーとF1レース契約を結んだことで、リザーブの役割が空席となっていた。ストフェル・バンドーンは、フォーミュラE参戦とF1の日程の3つが衝突している。ローマE-PrixはベトナムGP、ソウルE-PrixはオランダGP、ジャカルタE-PrixはアゼルバイジャンGPと同じ週末に開催される。ストフェル・バンドーンは、マクラーレンのジュニアドライバー出身で、2017年と2018年にマクラーレンでF1参戦。ドライバーズ選手権16位がベストフィニッシュとなっている。その後はHWAで2018/2019年シーズンのフォーミュラEに参戦。HWAは2019/20年からメルセデスのファクトリーチームとなった。
全文を読む