メルセデスF1チームは、“今後2年以内にコストニュートラル”になることを望んでいると語る。ダイムラーの取締役会がメルセデスのF1撤退の方向に動いているかもしれないとの推測が広まるなか、トト・ヴォルフはインターネット上で噂を広めているジャナリストたちを“精神異常者”だと攻撃した。
メルセデスは2月10日(月)にイオネスとの5年間のスポンサー契約を発表。イオネスのコーポレートカラーである赤が追加された2020年のF1マシンカラーリングを披露した。「イネオスとの契約は、F1に参加するための将来の計画の基盤だ」とトト・ヴォルフは語った。「我々は長期にわたって働いている。我々はF1が提供するプラットフォームを気に入っているが、同時に商業的権利の所有者と交渉しているため、まだ対処する必要がある問題がある」「しかし、私が言ったように、イオネスとの契約は、F1で成功するプログラムを継続したいという願望を示している。明らかに、関係者全員が2021年以前に問題を解決したいと考えている」「成功する未来の基盤があるように思えるが、ルイス(ハミルトンの契約)と同様に、我々はまだそれについて話しているので、紙に書く前にコメントしたくはない」F1から徐々に撤退するという噂については、トト・ヴォルフはそのような噂を広めるF1ジャーナリスを名乗る人たちを批判した。「そのような精神異常者の1人がウェブサイトに何かを書いて、それが翌日ダイムラーのCEOによって訂正されたとしても、この無意味な話が他の多くのサイトで繰り返されることは常に驚かされる」とトト・ヴォルフは語った。トト・ヴォルフは、2021年に1億7,500万ドルの予算上限が設けられたことで、メルセデスは“コストニュートラル”なF1への関与をすぐに目指すことができると語る。「それがまさに私たちが目指していることだ。メルセデスのコストは毎年減少している」「同時に、マーケティング価値で数十億ドルを生み出している。つまり、F1は最高の投資収益率の1つを提供している。それはF1が我々にとって絶対的な意味を持ち続けている理由だ」
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