メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは、F1カナダGPが開催されるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットはフェラーリに有利であり、メルセデスにとって大きなチャレンジになるだろうと方ある。ここまでメルセデスは今シーズンの6戦すべての優勝をしており、F1モナコGPでセバスチャン・ベッテルに2位入賞を許した以外は、1-2フィニッシュを達成している。
トト・ヴォルフは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、他のどこよりもパワーに依存すると考えており、強力なパワーユニットを有するフェラーリからの挑戦を受けることになると考えている。「モントリオールの挑戦はモナコとはほぼ正反対だ。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは比較的長いストレートと多くのオーバーテイクの可能性がある高速トラックだ」とトト・ヴォルフはコメント。「だが、モナコと同様にミスを激しく罰するコンクリートの壁があり、比較的短いラップでのタイトな予選セッションが行われる。過去6戦で我々はコーナーで非常に強かったが、ストレートでタイムを失っていた」「トラック特性がライバルに有利に働く可能性があり、カナダは我々にとって大きなチャレンジとなるだろう。ストレートが多く、ラップタイムを補うコーナーは少ない」これまでフェラーリが有利と言いながらも勝利を収めてきたメルセデス。ルイス・ハミルトンは、F1カナダGPでエンジンアップグレードが投入されることを示唆しており、噂ではフェラーリに匹敵する1000馬力超えを達成するとも言われている。関連:2019年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール