メルセデスは、2018年末でF1から撤退することを検討しているとの憶測を完全否定した。元F1チームオーナーのエディ・ジョーダンは、メルセデスが“2018年末でF1から撤退するのではないか”と Auto Bild にコメントしていた。「今年と来年、彼らはタイトルに挑戦するだろう。その後は、シュツットガルトの取締役会はチーム売却を決定し、エンジンメーカーとして残ることになるだろう」とエディ・ジョーダンはコメント。
「私でも同じことをする。メルセデスは全てを手に入れ、ここからは下がっていくだからね。F1での以前の本業に戻った方がいい。つまり、ハイテクエンジンの開発と提供だ」 だが、メルセデスは即座にエディ・ジョーダンのコメントを否定する声明を出した。 メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「モナコでは数多くのパーティーが開かれるが、どうやらそれをやり過ぎてしまった者がいるようだ!」とコメント。「報道はまったく根拠のないものであり、1人の人物の勝手な臆測に過ぎない」 「メルセデスには2020年末までF1に参戦を続けるという強固な契約がある。現在、さらに次のサイクルについてもスポーツの新オーナーと協議している」F1に参戦する全10チームは2020年まで契約を結んでおり、現在の商業契約やエンジン規約は一旦そこで区切られることになる。
全文を読む