メルセデスのチーム代表ロス・ブラウンが、今シーズン末にチームを離れるだろうとエディ・ジョーダンが BBC に語った。今年、新たにメルセデスのエグゼクティブディレクターに就任したトト・ヴォルフが、将来のチーム代表を見据えてマクラーレンのテクニカルディレクターだったパディ・ロウをチームに招き入れて以来、ロス・ブラウンの将来に対する推測が絶えない。
当初、ロス・ブラウンは、パディ・ロウが自身の後継者となるために“ゆるやかな引き継ぎ”があるだろうと述べていたが、最近では可能な限りチームの中心であり続けたいとの意向を明かしている。メルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、ロス・ブラウンの残留を望むと語る一方で、交渉が終わればその後の決断はロス・ブラウン次第だと話していた。ロス・ブラウンは数日前、「今、チームの将来にとって何がベストなソリューションかを話し合っている。準備が整えば皆さんにお知らせする」と述べていた。だが、エディ・ジョーダンは、いくつかの交渉が決裂し、ロス・ブラウンは今季末でメルセデスを離脱すると主張。トト・ヴォルフとパディ・ロウが協力してチームを運営していくことになるという。エディ・ジョーダンは、ルイス・ハミルトンのメルセデス移籍を最初に明かした人物でもある。
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