メルセデスが、1000kmのプライベートテストでタイヤをテストしたことがF1モナコGPのパドックで波紋を呼んでいる。メルセデスは、4戦連続でポールポジションを獲得しているが、レースではタイヤの摩耗に苦しんでいる。メルセデスは、先週バルセロナで3日間にわたってプライベートテストを実施。
シーズン中のテストは禁止されているが、メルセデスはタイヤの問題を解決することを助けるためにピレリに協力を要請したとされている。メルセデスの情報筋によると、状況によってはピレリはプライベートテストでチームのプライベートテストに協力することが許可されているという。だが、ライバルチームは、メルセデスがタイヤの理解を深めるための絶好の機会を与えられたことに不満を抱いており、FIAに説明を求めていると AUTOSPORT は報道。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、事前にメルセデスとピレリがテストを知らせなかったことに混乱していると述べた。「昨晩、また聞きでわかった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「我々がやっていくことについて適切なチャンネルを通して対処する必要がある」「ピレリがタイヤテストを望んでいるのは理解できる。彼らはタイヤに明らかに問題を抱えているからね。失望しているのは、それが不透明な方法で実施されたことだ」「3日間のテストは、現行マシンに次のグランプリで使われるタイヤを装着して行われた。それを求めることは不適切だ」チームとピレリの契約では、個別のテストを許可する条項が存在するかもしれないが、それをメルセデスがテストを許可されると考えるには十分な基盤ではないとクリスチャン・ホーナーは示唆した。「契約上許されていることと、チームがF1参入時にスポーティングレギュレーション内で許されたことが混同されていると思う」「説明が必要な状況だ。我々の見解としては、説明を要請するつもりだ」
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